1. お墓を建てる時期
2. 生前に自分のお墓を造ること
3. 墓業者選び
4. お墓はどれぐらいの期間で完成するか
家の建築と同じように、沖縄の習わしでは、墓工事が始まる前に「ティンダティ」(手斧立て)と言われる地鎮祭を行います。土地の神様に、「これからお世話になります、工事中事故がなく無事終わりますように」と祈願いたします。
住職や霊能士(ユタなど)、ものしりにお願いするなど、人それぞれですが、特に信仰上のこだわりがなければ、石材店に住職を紹介してもらうことをお勧めいたします。どのようなやり方でも否定されるようなことはないので、ご自分が納得するやり方で進めてください。
ここでは一般的な神主が行う神式の内容を説明します。
業者が準備するもの
1.竹(4本)・ガジュマル(1本)・わら縄(10m)・ツルハシ・ショベル・盛砂
2.テント・イス・テーブル


地鎮祭の所有時間
祭儀は、一般的には約20分位です。直会(なおらい)がある場合は、その後開かれます。
熨斗袋(のしぶくろ)
熨斗袋に『初穂料や、玉串料、御礼』と施主の名前を記載し、神主もしくは住職に渡します。金額は3万円が目安となっております。
古いお墓からの骨だしを同日に行った場合、5万円~6万円になります。
詳しくは、担当の業者にお尋ねください。
日取りについて
大安にこだわる方が多いようですが、決して大安でなければならない必要はありません。ご家族、ご親族の方々で話し合い、多くの人が出席できる無理のない日時を選ぶことが大切です。
時間帯は、満潮から干潮へ向かう時間帯が良いとされていますが、あくまで検討の材料の1つとして捉えてください。
住職や、霊能士(ユタ)の方は集合時間より前に準備を始めるので、集合時間の10~15分前には現場に到着し、準備を始めることをお勧めいたします。
お墓が完成しましたら、お墓の完成祝いを行います。すでに納めるべきお骨がありましたら、納骨式も並行して行います。
沖縄の風習で行う場合、ご親戚・知人を招き、住職、ユタ、霊能士などの指示に従い式を進めます。ここでは住職が行う、一般的なお祝いの内容を説明します。
ジュールクニチー(十六日祭)
旧暦の1月16日に行われる祖先供養の祭り。
正月がイチミ(生者)の正月で、十六日祭は、グソーヌソーグヮチ(後生の正月)とも言われています。
清明祭(4月上旬~)
清明祭はもともと中国から伝来したもので、古代中国の暦法でいうところの二十四節気の1つで、新暦の4月5日頃の「清明の入り」を迎えた後、2週間の間で行われる行事です。現在では墓地が込み合うこともあり、期間が延長されゴールデンウィークの頃まで行われています。
お墓の前に、お酒、重箱、果物、お菓子、お花などをお供えし、お線香を上げ、ウチカビを焼きます。
門中や親戚一同が集まって、墓庭に敷物を敷き、ごちそうをいただくにぎやかな行事です。
一般にこの行事は、那覇を中心に全島で盛んにおこなわれていますが、ジュールクニチーの盛んな、北部や宮古・八重山ではごく一部でおこなわれているだけであまり盛んではありません。
七夕(旧暦7月7日)
旧暦の7月7日の七夕は、お墓の掃除を行って、お花、お酒、お茶、線香をお供えして、「もうすぐお盆です。お迎えの準備がでてきていますよ」と案内をかけます。
七夕には、13日からのお盆に祖先を案内するため、酒やお茶、線香を携えて墓掃除にでかけます。火葬が普及してない時代には洗骨がおこなわれていました。
旧盆(旧暦7月13~15日)
旧暦の7月13日~15日まではお盆(旧盆)行事を行います。
それぞれの家にご先祖様が戻ってきて過ごす祖先供養の行事です。
基本的には、仏壇の前ですべて執り行います。